シリンダーの構造

鍵の中にはバネで押し出されたタンブラー(障壁)がいくつかあり、縦・縦横・縦横斜め・上下など鍵メーカー・鍵の種類により配置は異なります。
このタンブラーがどのように配置されているか、ピンによって押し出されていたり磁力で反応したり構造は各メーカーで研究・開発されてきました。
主に分けるとしたら、鍵がギザギザとしている形状のものはディスクシリンダー・ピンシリンダーといわれるもので、鍵穴がデコボコ形状のものをディンプルキーといいます。
しかし、国内大手の美和ロック独自開発のU9・PRシリンダーなどに関しては、見た目がディンプルキーに似ていますがディンプルキーは主にピンシリンダー構造となりますので、ディンプルキーとは異なるロータリーディスクシリンダーと呼びます。
そのほか、よく童話や鍵の挿絵でも出てくるようなアンティーク調の鍵は棒錠といわれ比較的簡単な作りをしています。またマグネット・磁力を利用したマグネットタンブラーキー、ウェーブキーと呼ばれる鍵は表面に波錠のくぼみがあり内溝・外溝キーとも言い車の鍵によく見られるものもあります。その他、エースキーという鍵は筒錠・円形の鍵口で、バイクのシャッターキーや自動販売機・パチンコ台などでも見られます。

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